〜ころやわの発明により高齢化先進国である日本から世界の社会課題を解決していくことを期待され選定〜
株式会社Magic Shields（本社：静岡県浜松市、代表取締役：下村明司、以下マジックシールズ）が開発・販売している、転倒骨折リスクを低減する新しい床「ころやわ」が、総務省が主催する 2022年度異能vationの「ジェネレーションアワード部門」において「触ることに関する分野賞」を受賞したことをお知らせいたします。
異能vationプログラムは、ICT（※）分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援する活動です。
（※）Information and Communication Technology：「情報通信技術」
今回受賞した製品「ころやわ」はこれまで両立が困難とされていた「歩行安定性」と「衝撃吸収性」の2つの性質を併せ持つ、「転んだ時だけ柔らかい新しい床」です。「ころやわ」内部の可変剛性構造体(メカニカル・メタマテリアル）により、フローリングと同等の歩行安定性を保ちながら、車椅子移動や歩行器、杖をついての移動でも大きく凹まず、その反面、転倒時には衝撃を軽減する事が可能になっています。
■選定評
骨折する高齢者が減少すれば、介護や病院側の負担を減らすことができ、高齢者自身も安心して生活できるようになる。
また世界では超高齢化が進み、人類共通の課題となっているが、この発明により高齢化先進国である日本から世界の社会課題を解決していくことを期待して選定しました。