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転んだ時だけ柔らかい床『ころやわ』が、製造枚数6,000枚に到達

医療機関や介護施設内における高齢者の転倒による骨折リスクを軽減する「転んだ時だけ柔らかい床『ころやわ』」が、製造枚数6,000枚に到達!『累積出荷高』が通天閣を超えました。


2020年8月の発売以来、転倒による大腿骨の骨折リスクを軽減したい医療機関様や介護施設の理事長や看護部長、施設長など多くの方にご好評いただいている「転んだ時だけ柔らかい床『ころやわ™️』」が製造枚数6,000枚に到達しました。「ころやわ」を積み上げた累積高さは、日本有数の観光名所である大阪「通天閣」の103mをはるかに超え、120mを突破しました。
なお「ころやわ」は新築・床上設置・マットと様々な製品展開で使われており、畳1畳分の「マットタイプ」1枚には、約15枚の「ころやわ」が使われています。

製品サイト:https://www.magicshields.co.jp/coroyawa/

「ころやわ」とは?

「ころやわ」は、医療機関や介護施設内における転倒による骨折リスクを軽減する「転んだ時だけ柔らかい床」です。資材サイズは縦30cm横30cm厚さ2cm、商品展開は、「組み立てタイプ」「マットタイプ」の2タイプを展開。

「マットタイプ」は、ビニール床ところやわ™️を接着して可搬可能な商品として販売・レンタルしており、全国の医療機関様(大学附属病院/総合病院など)で、ご好評をいただいております。
また既存の床の上に設置可能で、居室や食堂等の共有スペース全体に敷き詰められる「設置タイプ」は、床の上にころやわ™️を並べて配置し、その上にビニール床を敷き、居室入り口部分等には車いすで自走可能な1/12勾配のスロープを設置。

なぜ「ころやわ」はこれほど理事長や施設長、看護部長に人気なのか?

全ての展開製品で使われている「ころやわ™️」がこの度、累計6,000枚に到達。これは、マット換算で400床分にもなります。
ここまで人気を博した理由は、エビデンスに基づいた商品開発により、実際に「ころやわ™」をご導入いただいたの施設様における「ころやわ™️」上での転倒骨折報告数が0人であること(2021年5月1日時点 当社調べ)だけにとどまらず、医療機関様や介護施設で働く方の知見を取り入れたことにあります。
高齢者向け医療や介護の現場からは、高齢者の転倒による大腿骨骨折予防に重要な要素は、「衝撃吸収性」に加えて「歩行安定性」が重要とのご指摘がありました。



YouTube:「18秒でわかる「ころやわ」!置き床で大腿骨骨折リスクを軽減しよう!

そこで2021年2月から商品仕様を一新し、より「歩行安定性」を高めた商品を本格的に販売開始したところ、多数のご注文をいただくことができました。現在、生産量増強に向けオフィス移転などを進めております。
既に納品したお客様からの「ころやわ™️があって良かった!」の声を励みに、毎年100万件発生する転倒骨折をいち早く減少させるべく、ころやわ™️の普及に努めてまいります。

高齢者の転倒による骨折を防ぎ、最終的に医療費・介護費1兆円の削減を目指す

株式会社Magic Shields が提供する「患者様や施設ご入居者様の転倒骨折を軽減する、転んだときだけ柔らかい床『ころやわ™️』」は、歩行や杖、車椅子では凹まず、一方転んだ時には柔らかく凹んで衝撃を半減します。これはメカニカルメタマテリアルの概念を応用したもので、素材では出せない特性を独自の構造体で実現しています。そしてこの骨折軽減効果と医療費・介護費の削減効について、広島県での実証実験(ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」)を通じて試算を進めて参ります。

代表下村の「ころやわ」にかける思い

高齢者の3人に1人が転倒しており、転倒による大腿骨骨折は、誰もが直面する課題です。実際に私の祖母も転倒骨折から寝たきりとなり、本人も家族も大変辛い思いをしました。
私たちは「ころやわ™️」開発と製造により、ご高齢の方やそのご家族、看護・介護に関わる全ての方へ、より良い医療・介護環境をご提供し、安心して暮らせる老後を提供できるよう尽力して参ります。そして日本から世界中へ、安全な環境を広めて行きます。